出来形、及び容積測量を行った。
「調整池の測量」
ここでも、光波(トータルステーション)と3Dレーザースキャナーの比較を行った。

今回3Dレーザースキャナーを用いて調整池を測量

今回測定した調整池のイメージ

 

 

光波と3Dレーザースキャナー測量との違いを検証

光波を使用して調整池を測量

  •   【測量方法】
    • ・既知点より座標XYZを算出
    • ・同じ標高の観測点を結合し面積を計算

平均断面法により容積を算出

  光波使用時の測量と3Dレーザースキャナー使用時の比較

光波を使用時の求積書

  • 測定容量:1585.004m3
  • 設計容量:1570.000m3

R形状の対象を測定したため、より精密な精度が困難。

3Dレーザースキャナーを使用したデータ取得方法

公共座標取得方法について

  • ターゲットを設置。光波で公共座標を取得
  • 任意角度、等間隔で観測された点データを取得
  • レーザースキャナーによる公共座標の取得

 

レーザースキャナーで測量した結果をまとめた

 3次元レーザースキャナーの実施概要

  • 観測点:約128,000点
  •  >水平鉛直角ともに0.12度毎に観測
  • 観測箇所:2箇所
  • 観測時間:1観測約3分程度
  • (準備時間を除く)

 

観測結果

3次元レーザースキャナーでデータを取得

 

3次元データ取得後イメージ

  • 上記画像は、生データのみ白黒画像
  • 下記画像は、点群にRGBデータを貼付
  • 中段右画像は、公共座標を保持しているターゲット位置を取得イメージ

 

 

3次元データの解析イメージ。横断や等高線を表示

 3次元データ取得後のイメージ

  • 点群約100万点を40万点に間引きし地形化
  • ①スライス法による体積計算
  • ②三角網体積計算
  • 上記の2通りを検証
  • 任意標高間の体積を算出

 

 

3Dレーザースキャナー使用による解析数値を光波による検証と比較

光波3Dレーザースキャナー測定の容積測量比較結果

  • 設計値:1570.000
  • 光波:1585.004
  • 3D(スライス):1631.570
  • 3D(三角網):1608.409
  • 光波と3Dレーザーの比較
  • 光波:1585.004
  • 3D(三角網):1608.409
  • -23.405

出来形測量 計測実績